【髪の基礎知識】キューティクルが傷むと起こること

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“髪が傷む“

誰もがよく使う表現ですが、自分の髪のどの部分が傷んでいるのか?

これが意外と把握するのが難しいというお声をいただきます。

確かに髪の毛のことをそこまで知っている方の方が少ないので、それもそのはず。

髪の状態を良くしていく上で、今の自分の髪の“どの部分“が傷んでいるのか?

これが分かってくると、お家でのケアもやりやすくなっていきます。

今回は誰でも分かりやすくなるように、髪の構造なども踏まえて解説をしていきたいと思います!

第一弾は“キューティクル編“になります!

キューティクルの特徴と役割

髪の表面をそっと包むように存在しているのが、キューティクル。
うろこ状に重なった、とても薄い膜の層です。
手触り・ツヤ・髪の強さ…そのすべての“最初の入り口”となるのがこの部分

▪️キューティクルの一番の特徴
「髪の内部を守るためのバリアであること」
外側からの摩擦や紫外線、熱のダメージを受けたとき、
まず最初に影響を受ける場所がここになります。

普段、髪がなめらかに感じるのは、
キューティクルが整って並んでいるから。
この層が傷つき、うろこが剥がれたり浮いたりすると、
指通りが悪くなったり、乾かしてもパサついたりします。

さらに、キューティクルにはもうひとつ大切な役割があります。
それは「内部の水分と栄養を抱え込むこと」。
髪の水分量やカラーの色持ちが変わるのは、
キューティクルがきちんと閉じているかどうかで大きく左右されます。

☑︎カラーの色が抜けやすい
☑︎乾燥していてまとまらない
☑︎ツヤがなく、パサパサに見える


こうしたお悩みの多くは、
キューティクルが剥がれてきているサイン。

とても薄くて繊細な場所— だからこそ、丁寧に扱うほど変化が出ます。

元々の髪質によっても、キューティクルの枚数が変わってくるので
自分の髪質は、キューティクルが傷みやすいかをしっかり見極めることも大切。


乾かす前のアウトバスによるケア、摩擦を極力減らす習慣、ドライヤーやアイロンの熱ダメージの管理。
これらの小さな積み重ねが、髪のツヤや指通りを大きく変えてくれます。

キューティクルは、髪の見た目の美しさの“入り口”であり
髪の中身を守る“盾”でもあります。


ここを整えてあげることで、髪は必ず応えてくれます。

どんなことに気をつければいいの?

キューティクルを傷つけないためにはどんなことに気をつければいいのでしょうか?

❌ 濡れたまま寝てしまう
 ⇨濡れている髪は膨潤し、傷つきやすくなっているのでNG!


❌ アイロンやコテの高温での繰り返し・長時間の使用
  ⇨髪の毛の主成分はタンパク質 熱により硬くなることでキューティクルが傷つきます。


❌ 強すぎる洗浄力のシャンプー
 ⇨適切ではない洗浄力のものを使うことで、必要なものまで取り除く可能性があります。


❌ 紫外線を浴びる
 ⇨紫外線により結合水が失われ、キューティクルが剥がれやすくなります。

こういった刺激で、表面のうろこが剥がれたり浮いたりすると、
乾かしてもパサついたり、絡まりやすくなったり、
カラーの色がすぐ抜けてしまうことにつながります。

キューティクルはとても薄く、繊細です。
でも同時に、きちんと整えてあげれば、必ず応えてくれます。

☑︎タオルドライは擦らず、包むように行う
☑︎乾かす前に必ず少量のオイルやミルクで保護をする
☑︎ブラッシングは毛先から優しくとかしてあげる
☑︎予洗いをしっかりと行い、洗浄力の優しいシャンプーを選ぶ  etc

このような毎日のほんの小さなの積み重ねでも、
髪の表面はちゃんと変わり始めます。

“剥がれたキューティクルは自然には戻らない“


とても大切なポイントです。

剥がれてしまったキューティクルは自然には元に戻らないということを知っておいてください。


だからこそ、失われた部分を補い、表面を整え、
水分が逃げないようにしてあげるケアが必要になってくるのです

キューティクルを取り戻すためには?

  1. サロントリートメントでの修復
    ⇨サロンで行うシステムトリートメントは自宅で行うものよりも効果が見込めます。
     1〜2ヶ月周期であれば、サロントリートメントで一気に修復することができます。
  2. ホームケアでの修復
    ⇨自宅で使うアイテムを変えていくことで、髪質を整えていくことができます。
     特にオイル系のアウトバスは擬似キューティクルを作ってくれるものもあるのでおすすめ

髪には自分でキューティクルを再生させる機能はありません。
サロンでケアするか、自宅でケアするか、サロンでも自宅でもケアするか

この3択しか解決の道がないのが事実。

放っておけば、そのまま、もしくはもっと悪くなるしかないでしょう…

今の状態よりも良くしたい!そう思ったらどこかにケアの習慣を取り入れてあげましょう!

どんなアイテムを使えばいいの?

“キューティクル補修”というところにフォーカスするとやはりオイル系のアイテムがおすすめです!

▪️Oggi Otto セラムCMCオイル 100ml / ¥4356(税込)

ボタニカル系のオイル(アルガンオイル・スクワラン・ホホバオイルなど)で作られたヘアケアアイテムです。
毛髪表面に必要な油分を与えて、さらっとしなやかな髪にしてくれます。
オイル系ですが、ベタつきがなくサラッとした質感で、自然なまとまりを出してくれます。

髪のドライ前、後どちらにも使うことができます!

またおすすめの使い方が、お風呂の中で使用する方法!
         ⇩
シャンプー後、良く洗い流した後にオイルを髪の中間から毛先に1〜2pushつけて良く馴染ませます。
その上からトリートメントを重ね付けして、コームなどで良く馴染ませます。
そして流したら終了!

これやるとめちゃくちゃ質感上がります!自宅でサロントリートメントやったレベルになります!
※ちなみに言うとミストとミルキィ組み合わせるともっとすごいです!(これはまた後日)

オイル系のアイテムもいろんなものを使ってきましたが、
Oggi Ottoのオイルはかなりおすすめです!

最近新しく出たOggi mutaのグランドオイルもかなりおすすめですが、これはまた違う記事でご紹介しますね!


まとめ

髪のキューティクルの役割
そして傷つくとどうなるのか、少し理解していただけたでしょうか?

闇雲にヘアケアをしてもなかなか良くならないですから、
今の自分の髪の状態には何が必要?っていうことを把握できるといいですね!

良くするためには、ケアは必須!!

何をどうすればいいか分からない際は、お気軽にご相談ください。

次回は“コルテックス編“を予定しています!

有益な情報を発信できるようにしていきますので、お楽しみに♪

cochi Hair&Spa 軸原大樹

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